ミニマリズム勉強中のみっきーです。
ミニマリストとなり、人生を豊かにすることを目標にしている30歳の会社員です。
ミニマリストのことを調べていて、よく目にするもの。無印良品です。
無印良品愛用者、通称”ムジラー”が圧倒的に多いという事実に気づきました。
ではなぜ、ムジラーが多いのでしょうか?
当然、シンプルデザインだから、というのが大きな理由とはなりますが、ミニマリストがハマる見落としてはいけない理由がそこにはあります。
本日は、「ミニマリストこそ無印良品をやめるべき2つの理由」ということで
ミニマリストが無印良品を離れるべき理由を2つ上げていきたいと思います。
結論
結論を先に述べると、以下の2つの理由です。
1. 思考停止状態に陥る2. QoL(生活の質)が高まらない
順番に説明していきます。
1. 思考停止状態に陥る
ミニマリストがハマる!無印良品から離れるべき理由。
ひとつめは、思考停止状態に陥る点から、離れるべきと考えています。
これは、「多くのミニマリストが推奨しているから」です。
もう少し深掘りしてみましょう。
ミニマリストはモノを最小限に持つこと、より無駄のないモノに囲まれることを重要視するので、無印良品は一般的に相性が良いとされています。
Instagramで1.9万人のフォロワーを誇るミニマリストやまぐちせいこさんは著書「無印良品とはじめるミニマリスト生活」の中で、このように語っています。
無印良品とミニマリスト。相性がいいポイントは、大きく分けて次の3つ。
①どの部屋でもなじむ
▶︎無印良品の家具、収納ケースはモジュール(基準寸法)が統一されていることが最大の特徴。「○○用」と限定されていない。
②変化に対応できる
▶︎子供の成長に合わせ、「増やせる(減らせる)」家具が重宝する。用途を変化させることで、柔軟に対応可能。
③家族と共有できる
▶︎少ないもので暮らす手段のひとつが、シェアすること。白、黒などシンプルな色がメインなので「男女」「大人と子ども」でもシェアが可能なこと。
とても、理屈はわかりますし、納得感はあります。
やまぐちせいこさんのようなインフルエンサーが自身の経験から無印を選んでいった。
それだけで、なぜだか不思議と無印良品を買えば良い気がしてくるのです。
無印良品で揃えていけば、シンプルライフが約束されている。という「妄想」が強く生まれてくるのではないでしょうか。
しかし、この感覚は「思考停止状態に陥っている、危険な状態」と言えます。
ミニマリストの本質は、「自身が本当に必要だと思ったモノだけを持つ」というところ。他人の価値観に惑わされず、自身で選び抜いた逸品を持つことにあります。
既に価値観が出来上がっているミニマリストの方はピンとくるかと思います。
私が無印が嫌いだとか、デザインがイケてないというわけでは全くなくて、
とりあえずオススメされてるし、実際デザインもいいから無印にしよう!
このような価値観が危険だ、いっているわけです。
ミニマリストの本質が見えていなくても、「ミニマリストっぽく」なれてしまうからです。
なぜなら、デザインが良いから。
やまぐちせいこさんは、ご自身の経験・価値観から無印を選んでいったといいます。
”捨てて、捨てて、捨てて…… それでも残ったのが「無印良品」でした”
無印良品とはじめるミニマリスト生活 やまぐちせいこ著
最初から無印良品のモノだけを残していくのではなく、自分がいらないと思ったモノを捨てていって、それでも最後に残った逸品が無印良品のモノならば、それが本当に自身の価値観に合うモノに間違いはありません。
あなたは、そのように選び抜いたものが、無印良品でしたか?
かくいう私も、ミニマリストというライフスタイルに出会ってから、何を買うでも無く、足しげく無印良品に通っていたことがあります。
今思えば、本質を見据えていない、ただただミニマリスト風に憧れているが故の行動だったかもしれません。
同じような経験がある方は、一度立ち止まって考えて見るのも良いかもしれませんね。
2. QoL(生活の質)が高まらない
QoLとはクオリティオブライフ、生活の質のことで、もともと医療・福祉の言葉です。
寿命優先(量)ではなく、どう生きるか(質)に視点を当てて、悔いのない生活を送ることに着目した言葉で、徐々に一般的な言葉として普及してきました。
私も生活の質・QoLを上げるべく、日々どうするべきか考えています。
一般的に、QoLを上げるには以下のような例があげられます。
・時短になるようなモノを買う
・自分の趣味嗜好にマッチするモノを買う
・規則正しく健康的な生活をする
それぞれについてもう少し細かく考えてみましょう。
時短になるようなモノを買う
これは本当にQoLが上がるアクションだと考えています。
最近、ダイソンのヘアドライヤーを購入しました。
お値段的には結構高かったのですが、人生効率化アイテムということで投資しました。
私は朝晩毎日2回シャワーを浴びる習慣があるので、都度髪を乾かすのですが、
男性の私でも1回10分ぐらいは髪を乾かすのにかかっていました。1日20分ですね。
ダイソンのドライヤーに変えてからは、風量がめっちゃ強いので1回3〜5分に短縮されました。1回5分と考えても、今まで20分かかっていたものが10分で済みます。
女性や長髪の男性(ミニマリストにいるかわかりませんが)だともう少し効率化になりますね。
1ヶ月だと300分=5時間の節約、1年だと3,650分=60時間の節約になります。
60時間手に入るんだとすると、みなさんは何をしますか?
このように、日々の生活の中で効率化できるものがあると思います。
無印良品には、そのようなモノはいくつありますでしょうか?
もし、時短になるようなアイテムがありましたら教えて欲しいです(笑)
デザイン性だけでなく機能性を重視し、時短になるようなアイテムに目を向けるほうが、ミニマリストにとっては重要だと考えています。
自分の趣味嗜好にマッチするモノを買う
やはり普段生活する上で、好きなモノに囲まれるのはいいことですよね。
これも、めちゃめちゃQoLが上がります。
例えば、コーヒーが好きな人。
自宅にお気に入りのエスプレッソマシンがあれば、日々の生活の質が上がりますよね。
紅茶が好きな人は、お気に入りの茶葉とティーポットがあれば、潤いますよね。
いやいや、ミニマル目指してるからそんなかさばるし余計なモノ買わない!
という方も中にはいらっしゃると思いますが、当然それは個人の自由です。
幸せ・豊かな時間を得られると感じるのであれば買えばいいし、不要だったなと思えば手放せば良いのです。
食べるのが大好きな私は、2020年8月にBALMUDA(バルミューダ)のトースターを購入しました。これがQoL爆上げでした。
もともとトースターが大好きで朝によく食べていたのですが、既存の電子レンジのトースターモードで、表を焼き、音がなったら裏返して裏も焼く。という少し手間なものでした。
モノを少なく保ちたかったので、電子レンジにトースター機能があるんだから、とトースターに手を出していなかったんですね。
今回たまたま、永久不滅ポイントがBALMUDAトースターと交換できるレベルまで貯まっていたので、持ち出し無しで入手することができました。
現在では、毎朝のようにトースターを食べ、時短かつ水を入れるおかげでふっくらとしたトーストの出来上がりに、QoLの向上を感じております。
完全に余談ですが、乃が美の食パンとの相性は最高でした!
閑話休題。
このように、趣味嗜好に合わせた逸品を手に入れることで、QoLが上がることをお伝えしてきました。
無印良品は生活関連の家具・収納用品・食品・家電・衣類まで幅広く取り扱っており、どれも品質やデザインは良いものであると言えます。
しかしながら、餅は餅屋という言葉があります。
何事においても、専門家に任せるのが一番良い、という日本のことわざですね。
パン好きの私からすると、という前提ではありますが、正直無印良品のものより蒸気の取り扱いに長けているバルミューダ製品がまさっていると考えています。
当然、家電や調理器具に特化したメーカのほうが、機能的にはまさりますよね。
そして最近伸びているバルミューダやバーミキュラといったメーカは、機能的にもよく、シンプルデザインでおしゃれというなんともミニマリストが好む製品を用意しています。購買意欲がそそられますね。。
無印良品のトースターは価格的にもお手頃ですし、シンプルデザインですので「トースターが食べられればいい」という方にはきっと良いでしょう。
でも、シンプルデザインだからという理由でモノ(特に家電)を選んでしまうと、日々のQoLが上がらないことがあります。
ここで伝えたいこととしては、自身のQoLや趣味嗜好を踏まえて、安易に無印製品を選択せず、総合的に判断すべきだということです。
規則正しく健康的な生活をする
少し無印とは離れますが、QoLを上げるうえで大事なので説明しておきます。
これは、例えば毎日決まった時間に早寝早起きをして、体のリズムを整えることが挙げられます。毎日、朝日を浴びて自然に目が覚め、適度な運動もして、食事も決まったルーティーンに基づいて行い、寝る前には湯船に浸かったりスマホをいじらない時間を作って健康的に眠りにつく。
こんな生活に憧れる方もいらっしゃると思います。
確かにこんな生活ができたら健康的だし、理想的ですよね。
でもほとんどの人は実践できていなかったり、続かないのではないでしょうか。
”時間が無いこと” を言い訳に、この習慣を実現しないことはいくらでも出来ます。
じゃあ、時間があったらやるのか?というと、恐らくそうではないでしょう。
やる人はやるし、やらない人はやらない、という事実です。
超多忙だったアップル創業者のSteve Jobsも、毎日の散歩と瞑想、家族での夕食とハーブティータイムを毎日のライフワークルーティーンとして実践していたようです。
私も最近になって早寝早起き習慣をはじめました。といってもまだ1週間ですが。
平日・休日に限らず、毎朝6時には起きて、毎晩12時にはベッドに入る生活を実践していますが、(まだ30分ほど起きられない日はありつつも)段々リズムは整ってきているように思えます。
上記で説明したような時短製品を取り入れながら、このようなルーティーンに近づけるように生活を少しずつ変えてみるのも良いのではないでしょうか。
まとめ
さて、ここまでミニマリストこそ無印良品をやめるべき2つの理由を説明してきました。
1. 思考停止状態に陥る
2. QoL(生活の質)が高まらない
お伝えしたいメッセージとしては、
・無印良品で揃えていけば、シンプルライフが約束されているという「妄想」は危険
・自分が選びに選び抜いたモノが、無印良品だったか?が重要
▶︎ 本質を抑えていない「ミニマリスト風」になってしまう
・日々の時短アイテムを入手することで、QoLが向上する
・モノを少なく、またはシンプルに抑えるためにQoLが高まらないことがある
・自身の趣味嗜好を踏まえて、視野を広く持とう
▶︎ 自分の豊かさに直結するような判断ができるようになることが重要
QoLをあげて、豊かなミニマル生活を目指しましょう!
コメント